海外メディアが報じる日本

海外メディアが日本の出来事をどう報じているか?解説付きで日々お届けします

雑感、雑談

Babymetalが今さら紅白に出るわけ

今年の紅白にBabymetalが出る、というニュースを耳にして、多くのファンは「今さらなんで紅白?」と思ったんじゃなかろうか。今や欧米でアリーナ公演を行い、世界のメタルフェスのビッグアーティスト枠に収まっている彼女たちは、もはや紅白歌合戦などという…

Babymetalの英語力が目覚ましく進化した件

2020年現在、一般的な日本人は英語を話せない。英語を話せるというだけでチヤホヤされるのは、先進国では日本くらいのものだ。 ただしこれは、英語を話せなくても日本なら問題なく暮らしていけるから、という合理的な事情によるところが大きい。 しかしエン…

アンドレ・マトス追悼。Angra初代ヴォーカリストの半生を振り返る。

6月8日、ブラジルのヘヴィメタルバンドAngraのオリジナルヴォーカリスト、アンドレ・マトスが死去した。心臓発作と見られている。 多くのアーティストから追悼の声が集まっている。 世界のヘヴィメタルシーンにおいてブラジルの地位を高め、メロディックパワ…

TDRとウォルト・ディズニー社の現行契約は2076年まで!2076年はこんな時代。

画像出典:olc.co.jp ご存知の通り、東京ディズニーリゾートを運営しているのは三井不動産と京成電鉄が作ったオリエンタルランドという会社であり、アメリカのウォルト·ディズニー社の直営ではない。オリエンタルランドはウォルト·ディズニー社とライセンス契…

酒、堕落、破滅。エミール・ゾラ「居酒屋」

僕はお酒があまり好きじゃない。すぐ頭が痛くなるから飲むのもあまり好きじゃない。 本当に仲の良い友達や、尊敬している人、気になる女の子など、心から「この人の話を聞きたい、この人と仲良く過ごしたい」と思わない限り、お酒は別にいらないと思っている…

ディズニーランド/シー、食券機導入!?

(画像出典:tokyodisneyresort.jp) 5月末〜6月初めの数日間、TDLのパン・ギャラクティック・ピザ・ポートでセルフレジ(事実上の食券機)が試験的に導入されたことで、ネット上では賛否両論になっているらしい。試験期間中はクレジット使用不可、外国語対応…

欧米のレコード復権の波は、遅かれ早かれ日本に来る。

何年か前から日本でも一部の音楽ファンの中で「レコードが熱い!」「レコード女子」とか言われたりしてるけど、これはオシャレアイテムとしてレコードを扱っている向きが強く、音楽文化として復活したとは今のところ言いがたい。 普通の人が音楽を聴こうとし…

Motley Crueが今年は動く。

涙、涙だった2015年のフェアウェルツアーは、モトリーに言わせれば「大規模ワールドツアー」とのフェアウェルであり、誰も解散なんて一言も言ってないよ、とのこと。 いや、明らかにあの時のコンサートは「これが最後」の空気だったし、みんなそう思ってた。…

The Who、2019年中に新作発表。

そのむかし、The Whoは「日本で最も過少評価されてる洋楽ロックバンド」だった。今はちゃんと大物バンドとして扱われつつあるけど、やはり過少評価っぷりは凄いと思う。 言わずもがな、The Whoはスーパービッグなバンドだ。 欧米ではイギリスの3大バンドと…

U2のジャケットの少年は今何をしているのか。

この真っ直ぐな目つきは、こっちの汚れた心を見透かされそうな気がしてちょっと怖い。多分店頭に飾ったら、万引き防止のポスターとして機能すると思う。 僕もスマホの待ち受けにしてみようか。 スタートボタンを押すたびに「スマホ見てる場合なのか?WAR。」…

60年代のロンドンにタイムスリップ!「マイ・ジェネレーション〜ロンドンをぶっとばせ〜」

ロック好き、ファッション好きなら、その文化が産声を上げた当時の映像資料を観るのは興奮できる体験なのではないだろうか。1/5からBunkamuraで上映されている「MyGeneration〜ロンドンをぶっとばせ〜」は最適な映画だ。名優マイケル・ケインが、当時の自分…

機関車トーマスのテーマ曲にラップが合う理由を考えてみた。

(出典:youtube)Youtubeなどで、機関車トーマスのテーマ曲とラップミュージックを合わせた音を聴いたことがあるだろうか?もともとそのサウンドだったかと思えるほど自然にフィットしているのである。↓こんな感じだ。 なぜ、トーマスのテーマ曲なのだろうか…

フランス最大のロックバンド、「Gojira」をオススメしたい理由。

フランスのロックバンドを、1つでも挙げることが出来るだろうか? 多分、ほとんどの人は1つも挙げられないと思う。僕もほとんど分からない。 フランスのロックバンドはそもそもほとんど世界進出をしない。理由は良く分からないけど、多分フランス語に固執す…

Guns n'rosesは2019年に新作を作りそうな気配。

まさか実現するなんて思っていなかったスラッシュ、ダフとの再結成ツアーは音楽史上2番目の記録となる630億円の収入を叩き出し、先月終了した。 ツアー最後の公演を終えたあと、ツアーマネージャーのFernando Lebeisは「The End・・・?(おしまい・・・?」…

リジー・ヘイルのお話。

ボヘミアンラプソディーを観てパフォーマンスに鳥肌が立った、泣いた、というのならば、そこで終わるのは絶対にもったいない。正真正銘のロックスターは現在にも存在する。その筆頭に挙げられるのが、リジー・ヘイルだ。2009年にHalestormとしてデビュー、20…

全インスタグラマーはメタルゴッドのインスタを参照すべき。

メタルゴッドことJudas Priestのロブ・ハルフォード。彼の人生が闘いの歴史であったことは、ファンなら良く知っていることだろう。 「ヘヴィメタルとは何か」その指針を世界に提示した。音楽業界の変化との葛藤があった。PTA団体との裁判があった。ゲイを公…

Silvertideはどこに消えたのか。

Silvertideを覚えているだろうか。 2004年にパーフェクト過ぎるデビュー作「Show and Tell」をリリースしロックシーンの注目を浴び、ここ日本でもBurrn誌で95点の評価、来日公演も実現するなど大いに話題をかっさらった。しかしその後彼らは何の音沙汰もなく…

Ziggyの元ネタの人。

マイケル・モンローは、アクセル・ローズやジョン・ボンジョヴィ、ヨシズミ・イシハラと同じ1962年生まれだ。ハノイ・ロックスとしての活躍が若かったためか、もっと上というイメージが強かったのでちょっと驚いた。第1期ハノイはマイケルが23才の時に解散、…

平成の邦楽は全体的に良かった。

平成最後の紅白の締めをサザンとユーミンがかっさらってしまったことについて嘆いている平成の民がいるらしい。平成の日本の音楽はダメだったのか、と。しかしその心配は無いと僕は思う。邦楽のクオリティは上がっている。昭和の時のそれとは、比べ物になら…

マッカートニーやミックやボブ・ディランが素人オーディション番組に出てたら優勝しただろうか。

海外ではX-Factorや各国の「Got Talent」シリーズなど素人オーディション番組が人気だ。日本でもなぜか外人に日本語で歌わせるやつとか、似たのはある(オーディションではないけど)。 この類の番組を観てると、モヤモヤすることが結構多い。歌が上手いのは…

BonJoviを最後まで見届けたい。

Bon Joviは今年ロックの殿堂入りを果たした。少し遅すぎる気もするが、ロックの殿堂なんて国民栄誉賞と同じくらい基準が良く分からないものだし、今さら殿堂入りしたからどうということでもないような気もする。でも「歴史的なバンドである」ことがようやく…

ボヘミアン・ラプソディーでクイーンの音楽に胸打たれた人達は「クイーン以外にもいいのがあるかも」と1mmも思わなかったのだろうか。

ボヘミアン・ラプソディーがヒットしていることについて嬉しいと思っている、と以前の記事で書いた。 僕は、ボヘミアン・ラプソディーでクイーンの音楽に感動した普段洋楽を聴かない人達が、「他にも聴いてみようか」となってくれれば嬉しいと思った。今のと…

「おやすみ日本」が面白い。

「テレビ観る?」と人に聞くと100%の確率で「全然観ない」が返ってくるのだが、そうなんだろうか。「テレビとかしまったわ」と、何かメッセージ性を付け加えてくるのはちょっとうざいからやめてほしい。もちろん本当なのかもしれないけど。 僕は普通に観る。…

「北欧のヨン様」を覚えているか

出典:Famouspix 彼は元気でやっているのだろうか。 2003年に「War of Love」でデビュー、ダイナミックかつメランコリックなハードロックと、ヴォーカルのヨンネ・アーロンのスーパーイケメンぶりもあり、日本でも人気となった。 フィンランドのハードロック…

日本人は駅や道端でゲボを吐き過ぎだ。

まず、各国のゲボ散乱に関する数値データがどうしても見つからなかった為、タイトルは推測に過ぎないという点ご理解頂きたい。 海外の人がとても驚くことの1つが、日本では24時間そこら中で強弱の酒を入手でき、道端や公園や電車の中でおじさんが普通に酒を…

何で歌詞分かんないのに洋楽聴くの、って、じゃあなんでボヘミアンラプソディー観て突然クイーン好きになったりするんだろうか。

ボヘミアンラプソディーが、普段洋楽を聴かない層にもアピールしているのは素晴らしいことだと思う。洋楽に興味を持つ人たちが増えればとても嬉しい。世の中には素晴らしい音楽がたくさんある。 しかし、なぜみんな普段から洋楽やワールドミュージックを聴か…