海外メディアが報じる日本

海外メディアが日本の出来事をどう報じているか?解説付きで日々お届けします

アメフロで流れてそうな奴。

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僕はアメフロでも働いていた。あれは菅第2次改造内閣の時代だった。持ち歩き式熊のぬいぐるみ全盛期の折、デカい方の店でそのぬいぐるみを僕は売りつけていた。ダッコシテイキマスカ、と奇妙な呪文を唱えながら。熊に着せる洋服は僕の私服よりも少し高かった。向かいのサンドイッチ屋のコンビーフサンドみたいのが旨かった(今も旨い)。あれがシーの食べ物の中で一番旨い。

あのエリアの設定は1900年前後のアメリカらしい。ジャネット・クラインはそれよりほんの少し後のオールディーズを完全再現している。ジャンルが、何になるのか良く分からない。ポップスなのかジャズなのか。そもそもそこら辺の壁がなかった時代の音楽ということだろう。今も壁はないよ。

今の僕らが聴くと、あまりに現実感から遠いサウンドで、どこかに連れていかれそうな気分になります。ブロードウェイミュージックシアターとか、昔ダイヤモンドホースシューで聴いたみたいな音楽。100年以上前の音楽をあえて真面目に聴いてみる、ということだ。ちょっと面白いと思う。

現在進行形の音楽とは言えない。でもこういう音楽や黒人音楽をミックスしてごちゃごちゃした中でロックが誕生し、そこから何やかんやであいみょんにたどり着いたのだなあ、と振り返ってみるのも、たまにはいいのじゃないかと僕は主張します。