海外メディアが報じる日本

海外メディアが日本の出来事をどう報じているか?解説付きで日々お届けします

コルピクラーニの邦題トップ10。

f:id:mottie024:20190117173049j:plain

Korpiklaaniコルピクラーニ)はフィンランドヘヴィメタル(フォークメタル)バンドだが、その独特な世界観(酒、村、森、神、闘いにまつわる)から日本では「森メタル」「旅メタル」と呼ばれている。

日本での人気はとても高く、メタルファンなら大体みんな名前を知っているバンドだ。最近は似たような世界観を持つバンドも多い(基本的には北欧)。

先日、洋楽全体の邦題トップ10についてランキングを記事を書いたが、コルピの邦題はその数、クオリティの面で頭一つ抜けている。

なので、コルピ限定、個人的に好きな邦題トップ10を挙げたい。


10.呑めや、歌えや、夏休み(Midsummer Night)
夜中に炎を上げて森の神を呼ぶ儀式をしている曲。珍しく、実際の歌詞では酒を飲んでる描写はないものの、祭事なので多分飲んでる。真夜中の夜に炎をあげてシャーマンと盛り上がってる感じをうまく表した表題。
ちなみにこの曲が収録されているアルバムタイトルは「世にもコルピな物語」。


9.血塗られた赤ん坊伝説(Bloody Bastard Children)
邦題とは裏腹にノリの良い陽気な曲。歌詞はよくわからない。
収録アルバムは「北欧コルピひとり旅」


8.村が火事!(The Revenge of Liekkio)
炎の精霊による襲撃で、村の収穫物など全て燃えてしまい大変な損害が出た、という曲。
収録アルバムは「コルピ と古の黒き賢者」。


7.盗人の痕跡(petoelaimen kuola )
ビールが出来ないから森の熊のよだれを取ってきたらビールが出来たという曲。
「コルピと黄泉の世界」収録。


6.コルピの森の神隠し(Mettanpeiton Valtiaalle)
森を歩いてたら山の精霊の敷地に迷い込んでしまったお話。
「コルピの酒盛り」収録。


5.痛快!飲んだくれオヤジ(Happy Little Boozer)
「Happy Little Boozer(酒飲み)」のコーラス繰り返しが曲の大半を占める。酒を飲んだら自分語りを始め、暴れたりいい奴になったりするオヤジの話。


4.仏滅(Synkka)
哀愁漂うアコーディオンが美しいバラード。歌詞はよく分からないけど、単語単語を取ると暗そうに思える。
「コルピと黄泉の世界」収録。


3.地獄の酒盛り隊長(ERAMAAN ARJYT)
正統派ハードロックチューン。
サウナで汗を流してビールを飲んだら俺は最強だ、という曲。
「コルピ の酒盛り」収録。


2.「俺の墓標を超えていけ」(Man Can Go Even Through The Grey Stone)
グルーヴ強めのロックチューン。俺の墓標を踏み越えてでも、俺は為すべきことを為さねばならないのだ、という曲。
「翔びだせ!コルピクラーニ」収録。


1.「酒場で格闘ドンジャラホイ」(Wooden Pints)
やはり1位はこれ。「ドンジャラホイ」のインパクトが素晴らしい。衝撃のデビュー曲、シュールすぎるPVで世界の注目を集めた。


森と自然と音楽を愛する陽気なメタルバンド、コルピクラーニ有機的な音楽の持つ根源的な楽しさ味わえるはず。メタルファン以外にも是非聴いて頂きたい。



俺の墓標を超えていけ