ガンズ・アンド・ローゼズ新曲「Absurd」リリース
ついに、というべきか、この期に及んで「いきなり」というのもどうかと思うのだが、スラッシュ入りのガンズとしては実に28年振りとなる新曲「Absurd」がリリースされた。
こちらである。勝手に和訳をつけといた。
新曲といっているが、実際にはすでに20年以上前に書かれていた曲で、2001年のライブでアクセルはこの曲を披露している。スラッシュを交えて改めてレコーディングしたものをリリースした、ということである。
いじりすぎな感があるヴォーカルは気になるものの、一応、正真正銘、あのガンズ・アンド・ローゼズが新たにリリースした新曲、ということになる。気合の入ったスラッシュのギターソロが印象的な、「Chinese Democracy」の作風を継いだアクセル製ヘヴィロックチューンだ。
なぜこのタイミングなのか。
恐らくガンズはコロナが正式に(?)明けた暁に、最後の大儲けとなるであろう盛大、、壮大なワールドツアーを計画しているのだと思う。最後という確証はないが、まあそんな気は少しする。それに合わせて、これまで貯めていた曲をアルバムとしてリリースするのではないだろうか。
ガンズともなれば、別にアルバムなど出そうが出すまいが世界中のスタジアムを満席にすることができるのだが(今までずっとそうだった・・・)、ここはどかんと、正式にニューアルバムを出して話題をかっさらってツアーをしようじゃないかと、思ったのではなかろうか。
当然のように世界中のビッグアーティスト達がコロナ明けの活動を計画している。
苦しかった2年間の終わりを祝おうと、誰もがお祭りを計画している。
でも、ライブをいくつも観に行けるほど金銭的な余裕がない人が多い。
であれば、ガンズのショーに来てもらうには、やはり大きな口実が必要となるのだ。
その手始めがこの「Absurd」のリリースではないだろうか。
この1曲だけではインパクトが弱く、旋風を巻き起こすことはできない。
2022年頭あたりに新作を出して、ワールドツアーを発表する、という算段じゃないだろうか。