マイケル・モンローは、アクセル・ローズやジョン・ボンジョヴィ、ヨシズミ・イシハラと同じ1962年生まれだ。ハノイ・ロックスとしての活躍が若かったためか、もっと上というイメージが強かったのでちょっと驚いた。第1期ハノイはマイケルが23才の時に解散、傑作ソロアルバム「Not Fakin' it」を出したのが27才の時。今の自分より年下だったんかい、と知り卒倒しそうになった。
ハノイのファンで「Not Fakin' it」は聴いたよ、再結成後も一応聴いたよ、という人でも、2010年以降のソロまでは聴けてない人はかなり多いと思う。多作なマイケルは2010年から3枚のスタジオアルバム＋1枚のライブアルバムを出していて、どれも良作。
一昨年出たこの2枚組ベストは「Not Fakin' it」やDemolition23からの楽曲に加え、近年のマイケルのソロ活動を網羅してくれる。マイケル・モンローのソロは「Not Fakin' it」と（これは捨て曲無しなので）このベストがあれば、だいたい大丈夫。ちょっとガラガラなのに骨太で爽快なマイケルのヴォーカル、ちょっぴり哀愁のあるメロディが特徴のハードロックは健在。不老不死感がすごい。ハノイ好きだった人なら、満足でき過ぎるベストです。
↓これお気に入りです
