海外メディアが報じる日本

海外メディアが日本の出来事をどう報じているか?解説付きで日々お届けします

「おやすみ日本」が面白い。

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「テレビ観る?」と人に聞くと100%の確率で「全然観ない」が返ってくるのだが、そうなんだろうか。「テレビとかしまったわ」と、何かメッセージ性を付け加えてくるのはちょっとうざいからやめてほしい。もちろん本当なのかもしれないけど。

僕は普通に観る。

おやすみ日本」知ってるだろうか。毎月1回深夜にNHKで生放送してるちょっと不思議で斬新な番組だ。これを書いている今まさに放送してる。

夜空の下みたいな暗めのスタジオで、視聴者から届けられる相談にクドカンと又吉、ゲストが「うんうん。あはは」と寄り添いながら雑談をするだけと言っちゃだけの番組である。スタジオの中でなぜか一般視聴者がゴロゴロ転がってたり足湯に浸かってたり完全に寝てたりする。

斬新なのは、この番組は放送終了時間が決まっていないというところだ。視聴者が眠くなったらリモコンのボタンを押し、一定数になったところで終了する、というルールになっている。この斬新な手法は海外からも注目されているらしい。

番組のゆったりした雰囲気も好きなのだけど、この深夜ラジオ的なライブの双方向感がたまらなく好きなのだ。

テレビやラジオは不調と言われて久しい。一方ネットテレビも伸び悩んでいるらしい。

この番組は、これからのメディアに取って大きなヒントになるのではないか、という気がちょっとだけしている。