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過小評価されているクイーンの曲ベスト10を発表したい。

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映画「ボヘミアン・ラプソディー」のヒットにより、新たにクイーンの音楽に触れたリスナーが増えた。また映画でフレディーが弾き語りをした「Love of My Life」のように、あまりベスト盤では取り上げられなかった曲も知ることが出来たのではないだろうか。

サントラやベスト盤では漏れがちなクイーンの名曲ベスト10を勝手にランク付けした。


10.Seven Seas of Rhyme
初期Queenサウンドを結晶化したような曲。ややプログレッシブで複雑だが、いいメロディが1曲の中に敷き詰められている。ファンには馴染み深い曲だけど、ベスト盤には入っていない。名曲。


9.The Millionare waltz
本物のワルツのリズム、ピアノのイントロ、フレディーの伸びやかなヴォーカル、中盤からのギターオーケストレーションと、クイーンでしか作り得ないサウンドだ。名曲。


8.Play The Game
ひねりが無さそうな曲に聴こえるが、ドラマチックなメロディ、ダイナミックな展開が素晴らしい。ギターソロも感涙もの。名曲。


7.Good Old Fashioned Lover Boy
ピアノを主軸にした明るくて可愛らしいメロディに、途中からギターが絡んでくる。ビートルズテイストの曲なのに、最初から最後までクイーンワールド。名曲。


6.You Take My Breath Away
20世紀を代表する名盤「オペラ座の夜」の次のアルバムということで、名曲だらけにも関わらず「華麗なるレース」は見落とされがちならアルバムだと思う。これも、芸術性が高いフレディーとコーラス隊のバラード。美しいメロディに、どこか無機質さを感じさせる失恋ソング。名曲。


5.I'm Going Slightly Mad
邦題「狂気への序曲」。狙ってる訳ではないのだろうけど、ダークで荘厳な雰囲気が当時のフレディーと被って見えてしまう。しかしメロディは秀逸で、コーラスワークへのこだわりぶりもすごい。PVも芸術的。名曲。


4.Headlong
「Innuendo」は全体的にダークな仕上がりだが、その中では最も明るいストレートなロックチューン。サビは分厚いコーラス。なぜベストアルバムに入らないのかは良く分からない。名曲。


3.39
名曲づくしの「オペラ座の夜」において埋もれがちなブライアン作の優しく軽やかなカントリー風の曲。歌ってるのもブライアン。ヘヴィメタルバンドPretty Maidsもカバーしてました。名曲。


2.Spread Your Wings
ジョン・ディーコン作の傑作バラード。聴き手を勇気付けるような歌詞もメロディも素晴らしい。最後のギターソロも鳥肌。名曲。


1.March of the Black Queen
ダークながらも、起承転結ありの劇的な展開、圧倒的なコーラス・・・クイーンの真骨頂とも言える名曲。ベストアルバムに入らないのは、ボヘミアンラプソディーとかぶることが唯一の理由じゃないだろうか。というかボヘミアンラプソディーはこの曲を分かりやすくした結果のように思える。凄すぎる。名曲。


結論:全部名曲。


クイーンはデビューから終わりまで、挙げきれないほどの名曲を制作してきた。サントラやベストアルバムはあくまでもサンプルの様なもの。隠れた名曲を探しながらスタジオアルバムごとにじっくりと聴くのがやっぱり一番味わい深いのだ。