海外メディアが報じる日本

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ロイヤルストリートのBGMの話。

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ディズニーファン以外の方に説明しておくと、ロイヤルストリートというのは、カリブの海賊脇の、古き良きアメリカンな感じになってる路地のことだ。ガラス細工の店とか香水の店とかがあって結構楽しい。アトラクションは無いけど、いい雰囲気なので通っておいた方がいい。
「ロイヤルストリート」は、ルイジアナ州ニューオーリンズに実在する道の名前らしい。「カフェ・オーリンズ」とか「シアターオーリンズ」とかの名前もそれが由来だ。

Firehouse Five Plus Twoは、ウォルト・ディズニー・スタジオに在籍していたスタッフ達で1949年に結成した素人ジャズバンド。趣味の範囲でやってたものの、ウォルトに気に入られ、カリフォルニアディズニーが開園した日にパークで演奏したりしていた。彼らはアルバムを複数枚出し、そのベスト盤であるこの「Dixieland Favorites」というアルバムの音源が、ディズニーランドのロイヤルストリートではそのまんまループで流れ続けている。

素人バンドなので、取り立てて上手いとかではない。でも趣味でやっている分、楽しげにジャムしてる空気感がとても伝わってくる音だ。

あのエリアでは、東京ディズニーランドが開園した35年前から、ずっとこの音源が流れ続けてきた。10年後も流れ続けてるだろうし、50年後でも、多分流れ続けてるんだと思う。365日朝から晩まで。
ちょっと凄いと思った。ディズニーランドで、死んだ後もずっと自分の音楽がずっと流れ続けてるのだ。なんだか夢のある話だと思う。
もちろん他のエリアやアトラクションのBGMにも言えることだけど。
今後ロイヤルストリートを通る際は意識して聴いて頂きたい。僕はそうすることにする。